注文住宅で夫婦ふたりの小さな平屋を建てました。こちらの記事では、私が実践した理想の間取りの考え方3つを紹介します。注文住宅を検討されている方に参考いただけると嬉しいです。
理想の間取りとは|私の場合
- 部屋が明るい
- 動線が短い
- 布団干しが楽
私の場合、この3つが大切でした。最初に住んでいた住宅が、一日中電気をつけていないと部屋が暗いのと、謎の間取りのせいで洗濯、布団干しがとにかく大変だったのが理由です。
みなさんは、いかがですか?
今のお住まいで、ここは不便だなぁ、もっとこうだったら良いのに…というところはありませんか?
では、どうやって理想の間取りを考えたらよいでしょう?
まず、理想の間取りに近づくために私がしたこと3つ
- 不動産のチラシを活用する
- 雑誌などで情報を得る
- プロに相談する
不動産のチラシを活用する
新聞広告で不動産販売のチラシが入っていますよね。その間取り図をたくさん研究しました。その方法は次のとおりです。
まず、数ある間取り図から、この間取りがいいなぁと思うものをスクラップします。
だけど、大抵全部の間取りが最高!というものはないと思います。
そこで「自分だったら…」と考えて、
- 部屋が明るいためには…「リビングは南側にしよう」
- 動線を短くするには…「洗濯機から物干しは近くにしよう」「寝室にクローゼットがあれば楽かも」「洗濯機からすぐに物干しに行けるようにしよう」
- 布団干しが楽になるには…「寝室にはベランダがあればいいかも」「寝室の出入り口は大きいほうがよいかも」
…と自分の生活スタイルにあった間取りを、書き込んでいきます。
それを繰り返すうちに、自分の生活にぴったりの間取りが、いつの間にか絞られてきます。
雑誌などで情報を得る
住宅やくらし関連の雑誌を見ると、思いつかなかったアイデアが見つかることがあります。私は、図書館に行って、そういった雑誌を借りてきて、気になるところは、コピーをしてスクラップ帳にまとめていました。
これは同時に、自分が好きなテイストのインテリアなどを意識化するのにも役立ったと思います。
プロに相談する
これは、間取りを考える際の最後の段階です。建築をお願いする施工会社が決まっていたら、上2つで作ったスクラップ帳をみて、理想のくらしのイメージを視覚的に担当者さんと共有するのがおすすめです。
すべて希望とおりに…とはいかなくても、「こんなくらし方をしたい」というイメージが伝われば、より良い提案をもらえることがあります。相手は、いくつもの要望を聞いてきたプロなので、事例の引き出しはたくさんあるはずです。
おまけ
私の場合、間取りを考えた先に気づいたのは、夫婦二人の生活に2階はいらない、必要最低限の部屋があればいい、ということでした。そのため私たちにとって、小さい平屋が理想のすまいでは、といきついたのです。
住まいを小さくするために、家具の持ち込みはしませんでした。持っていた食器棚や本棚、タンスはすべて引っ越しの際、引っ越し業者にリサイクルで引き取ってもらい、手放しました。
新しい家では、食器棚も本棚も作り付けでお願いしました。おかげで、小さい平屋も、まあまあのレベルでスッキリです。
まとめ|
- 不動産のチラシを活用すると、自分の生活スタイルの再確認ができ、理想の間取りに気づきます。
- 雑誌などで情報を得ると、考えつかなかった新しいアイデアや発見が得られます。
- プロに相談する際は、視覚的にイメージを共有できると理想の間取りの実現に近づきます。
みなさんが理想の間取りで快適で楽しいくらしを実現されることを願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。
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